非常用備蓄品の例
防災用品は、様々な災害を想定すると、必要と思われるものが際限なく増えてしまい、 それらをべて備えるのは難しい。誰が、どういう目的で備えるかによって、品揃えは違ってくる。「自助」のために会社や施設で備える場合と、「共助」のための自主防災組織が備える場合では違ってくる。
従業員の人数や入居者数、入院者数、地域特性によっても必要な防災用品は変わってくる。 自分たちで何が必要かを考えて備えなければ、本当に役立つものは揃わない。 そして防災用品は、できる限り「階段から使えるもの」を揃える、あるいは「普段から使うように心がける」ことである。
防災倉庫に厳重に鍵をかけ、災害時以外は使用させないように管理しているケースも散見されるが、普段から使っていないものを災害時に使いこなせるとは思えない。自主防災組織で備えている防災用品は、お祭りや盆踊り、餅つきなど、日常の地域活動で使うことで慣れておくことが大切である。
【非常備蓄品の例】
① 非常食品
飲料水(1人1日3リットル)、缶詰やレトルトのご飯・おかず、アルファ米、栄養補助食品、ドライフード、インスタント食品、梅干、調味料、菓子類
② 生活用品
毛布、寝袋、洗面用具、ドライシャンプー、トイレットペーパー、鍋、やかん、ポリ容器、バケツ
③ 生活用水
風呂などへの水の汲み置き、雨水タンク
③ その他
ラップフィルム、使い捨てカイロ、ビニールシート、ビニール袋、新聞紙、ローソク、ガムテープ、笛、ロープ、バール、スコップなどの工具、自転車、ペットフード
* 最低限「3日分」の備蓄をすること。南海トラフ巨大地震では「1週間分以上」が望ましい
* 非常食備蓄の工夫:ローリングストック法(日常的に非常食を食べ、食べたら買い足すという行為を繰り返し、日常に家庭に新しい非常食を備蓄する方法)
参考文献 認定特定非営利活動法人 日本防災士機構 防災士教本 p34~35
上記に加え、燃料の備蓄も必要!
卓上コンロ、携帯コンロ、固形燃料、災害にLPガスボンベ。
災害に強いLPガス燃料の備蓄に合わせて災害停電に備えての非常用発電機の導入も進んでいます。
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